竹林を元気にするには?(3月9日ドングリランドの森づくり)
毎月第2土曜はドングリランドの森づくりの日です。3月の森づくりは、大人が主役。北竹林で竹の間伐を行いました。人生で初めて、「竹を伐採」された方もいらっしゃったようです。
■竹林を元気にするには?
「これは4月の竹林整備の写真です。」「一昨年と昨年で比べてみましょう」どうやら、一昨年は沢山採れたタケノコが、昨年は随分減ってしまったようです。「イノシシが食べちゃった?」「裏年だった?」色々な要因が考えられますね。
今回の森づくりの舞台は北竹林です。北竹林は「枯れた竹」や「大きな竹」が密になって薄暗くなっていました。そこで、タケノコがニョキニョキ出て、元気な竹林にするために、竹を伐採して竹林にお日様が当たるようにしましょう。それでは北竹林に出発!
■ノコギリで竹を伐採するには??
全員、ヘルメットと(竹用)ノコギリを装着して準備万端&竹林に到着。竹の伐採手順について、スタッフのデモンストレーションを見ましょう。「竹が傾いている方向(切ったら倒れる方向)を確認しよう」「受け口をノコギリで作ります」。つづいて、追い口を切っていくと・・・ミシミシミシ。狙った方向に竹が倒れていきました。おぉぉぉぉ。
つづいて、参加者が竹の伐採にチャレンジ。2班に分かれて、ひとりづつ竹切っていきましょう。自分で倒す方向を決めて、受け口を作って、追い口を切っていきます。切り倒した後は4~5つに玉切りし、枝も落として、棚を作ってようやく竹の伐採が完了。はい~次の方!!参加者全員が竹を伐採しますよ。
後半は、スタッフがチェンソーを使って竹の伐採も行い、竹の伐採作業を進めました。北竹林の竹(モウソウチク)は、大きい(10メートル以上)ので「玉切り」「枝切り」は、皆で協力してやりましょう。
※枯竹は、硬くてノコギリで伐採するのが大変なので、ドングリアウルスにて事前に伐採しました。(チェンソーで数十本を伐採!ドングリアウルスの皆様、ありがとうございました!!)
■最後に
参加者の感想をご紹介します。竹を初めて切った方もいらっしゃったようです。
北竹林の竹(モウソウチク)は大きな竹なので、子どもたちが伐採するのは危ない!ということで、今回の「大人が主役の森づくり」を実施しました。
竹炭つくりたいですね。「育った竹の伐採」と「伐採した竹を楽しく使う」ことで、「竹林の若返り」も進み、資源の循環利用にもなります。
毎月第2土曜のドングリランドの森づくり。森林の状況によってイベントカレンダーと内容が変わることもありますが、ドングリランドのフィールドとノコギリや鍬(くわ)を使って、季節を感じられる森づくりを体験できます。来月は4月20日(土)に番外編として「タケノコ堀り」を行います。皆様のご参加、お待ちしています!!
以上