お年賀は「山の神さん」にお参りウォーク(1月13日ドングリランドの森づくり)
毎月第2土曜はドングリランドの森づくりの日です。新年1回目の森づくりは、毎年恒例の山の神さん参拝ウォークを行いました。寒い季節ですが、風もなく、歩けば体もポカポカ。普段はなかなか行かない森林の奥地まで、冬の冷たい澄んだ空気を感じながら、1時間半の楽しい森散策となりました。
■まずはルートの確認から
山の神さんまでのルートを説明します。最近橋の老朽化が進み、5つの橋が通行止めになっていました。しかし、ドングリアウルスの皆さまほか沢山の方のおかげで、架け替え+仮設橋の設置が進み、全ての橋を通れるようになりました。そこで今回は、割橋からヒノキ谷下橋と上橋を通って山の神さんへアプローチ。さらにその後、展望台まで足を延ばし、ホタル谷を経由してビジターセンターまで戻ってくる、約2.5キロメートルのルートを歩くことにしました。
トイレを済まして全員揃ったら、さぁ参拝ウォーキングに出発!!!
※橋の架け替えに協力いただいたボランティアの皆さま、本当にありがとうございました。
■平らな道から徐々に森林の中へ
中谷林道の歩きやすい舗装道路からウォーキングをスタート。途中で立ち止まりながら、ゆるゆるとウォーキングは続きます。「この土砂の山は、昨年夏の台風で発生した土砂崩れの土砂です。崩れた土砂は、土嚢(どのう)袋に入れて遊歩道の補修に使う予定です」はい、昆虫や野鳥の知識は子どもたちにかなわないイサカ職員はこんな話もします。
割橋から先は、いよいよ森の中を登っていきますよ。「このドングリの種類わかる?」「カブトムシはどこ?」「これなんだろう?」子どもたちと楽しい会話をしつつ、1人ずつしか歩けない細い道に注意して、気をつけて登っていきましょう。ようやく、山の神さんが見えてきたようです。
■山の神さんでお参り
山の神さんの鳥居に到着。順番にお参りが終わったら、集合写真をパチリ。さあ、展望台まで、もう少し上りが続きますよ。
展望台に到着しました。クヌギの木はすっかり葉が落ち、県庁の建屋まで見渡せる絶景が広がっています。ようやく飲み物でひと息つきましょうか。談笑しながら休憩を楽しむ大人たちを尻目に、ドングリ拾いと虫探しに忙しい子どもたち。(体力底なしやね)
その後、ホタル谷を経由して、ビジターセンターまで約1時間半の参拝ウォーキングは楽しく終了しました。
■最後に
現在は、(倒木がある)北歩道を除き、ほとんどの遊歩道を散策することができます。1年以上通行止めになっていた「中ノ沢上橋」「中ノ沢下橋」を使えば、ホタル谷から割れ橋まで沢沿いに一直線に歩けます。ホオノキ谷橋を渡れば、朴の葉が一面に広がる広場を見ることができます。展望台の奥にある階段を登れば、ドングリ山の頂上につきます。
人が通らない遊歩道は、イノシシが歩き、木が倒れ、あっという間に遊歩道が荒れてしまいます。行ったことがない遊歩道も、散策してみたくださいね。(ビジターセンター職員にお問合せください)
毎月第2土曜のドングリランドの森づくり。森林の状況によって年初の予定と変わることもありますが、毎月内容を変えつつ、ドングリランドのフィールドと、ノコギリや鍬(くわ)を使って、季節を感じられる森づくりを体験できます。来月は2月10日(土)に「シイタケのほだ木作り」を予定しています。皆様のご参加、お待ちしています!!
以上