世界で一つだけの「手作り門松」で年神さまをおむかえしよう(12月23日門松つくり)

12月23日(日)「門松つくり」が開催されました。参加者の皆さん自身が竹をノコギリで切り、松・梅・南天を自分で飾る「世界に一つだけの門松」。焚火で温まりながら、門松つくりを楽しみました。



■年神さまをお迎えするために

本日参加されたのは10家族22名の皆さま。まずはベテランスタッフより、正月飾りについてのおはなしを聞きました。



「年神さまは、正月に家を訪問し、五穀豊穣や家の健康長寿をもたらす神さま」「年神さまが迷わずに門をくぐれるように門松を置くようになった」というお話を聞いて、フムフムとうなずくのは保護者の皆さま。(子どもたちはソワソワ。早く門松を作りたいようです!)

■大きな孟宗竹で器をつくる

どうやら、7割の皆さまが、初めての門松つくりのようです(終了時刻までに門松が完成するか心配になるスタッフ陣・・・)。ずらりと並んだ太い孟宗竹。門松の器にすべく、ノコギリを持って作業開始!なのですが、さてさて節の向きは?長さは????
ということで、まずはスタッフによるデモンストレーションを見学しましょう。



それでは、孟宗竹を切っていきましょう!!お父さん、お母さん、子どもがかわりばんこにギコギコ。孟宗竹は固いので切るのが大変ですが、1対(2つ)の器を作ることができました。

■松竹梅と南天で門松に

つづいて真竹を斜めに切って、3本に組み合わせます(門松の一番目立つトコロ!!)。器(孟宗竹)の大きさを見ながら、真竹の長さに悩むお父さん。1本目は切れたものの、2本目の高さに悩むお母さん。斜めに切るのは難しい!(門松より)焚火が気になる子ども。自由過ぎる門松つくりは、ワイワイ進みます。



なんとか、真竹3本をシュロ縄で結べたら、いよいよ「松」「梅」「南天」の出番!!
・一年中、葉の落ちない長寿を表す松
・まっすぐ上に大きく育つ、長寿や生命力の強さの象徴である竹
・春に花をつけ春の訪れを知らせてくれる縁起の良い梅
・「難を転じて福となす」と縁起物とされる南天
を門松らしく飾っていきましょう!!(諸説あります)



松の枝を高くする?低くする?梅の枝をどのくらの高さにする?南天はたくさん必要?親御様が悩んでいる横で、フィーリング(感覚)で次々と飾っていく子どもたち。自由やなぁ・・・。そうこうしているうちに、オリジナルの門松が完成しました。最後は門松を並べ、参加者で囲んでパチリ。素敵な集合写真が出来ました。



■最後に

皆さまのアンケートをご紹介します。お正月の縁起物を手作りする楽しさを味わっていただけたようです。皆さま、大事に持ち帰ってくださいね。



ちなみに午後からは、ボランティアスタッフの皆さまに協力いただき、玄関に飾る「門松」と「しめ縄」作りがスタート。2時間ほどで、「大きな門松」が完成しました。



ドングリランドでは、門松つくりをはじめ「森と共生してきた風習」を知り、ご家族で「木や竹を使ったものづくり」の楽しさを体験できるイベントやプログラムを企画しています。各イベントは、「前月1日」から申し込み可能です。来年も皆さまのご来園&ご参加お待ちしています!!
以上