カンナで木の香りに包まれる(7月17日ミニかんなを使ってお箸を作ろう)
7月17日(月・祝)に「ミニかんなを使ってお箸を作ろう」を開催しました。頭から煙が出そうな猛暑が続くなか、参加者は24名(本当にありがとうございます!)。講師は、木のおもちゃ、子供向け家具などを作る株式会社なかよしライブラリーの はまだ様。さ、どのような箸ができたでしょうか?
■カゴノキは「鹿の子供」でカゴノキ
用意した木は「ヒノキ」「カゴノキ」「エノキ」「ニレノキ」「クリ」「ナラ」「カシノキ」「クヌギ」の8種類。
講師:株式会社なかよしライブラリーはまだ様
「木の模様が小鹿に似ているから、カゴノキといいます」「いい香りがするから覚えていってね」はまだ様より、木の種類を紹介いただき、8種類の木からお気に入りを選びます。木を触って、木目を見て、香りを楽しんで、重さや硬さを感じて選びました。いやはや、こりゃ選べませんねww
■力をぬいて~リラックス!!
箸にする木を選んだら、いよいよ箸作りスタート!!講師に「かんなの使い方」は聞いたけど、ほとんどの方が人生“初かんな”。はじめは小さくて、粉々だった「かんな屑(くず)」。少しずつ、クルクルうねうねした「かんな屑」になってきました。
苦戦する方には、はまだ先生がお手本。「力をぬいて~リラックスしていきましょう!」シュッ!!シュッ!!シュッ!!とリズムの良い音がして綺麗な「かんな屑」がクルクル出てきます。(職人やアスリートって、みんな力みがなくてリズムが均一だよなぁ・・・と思いながら、見とれる職員)「かんな屑」のいい香りがするなか、「ほっこり削る時間を楽しむ方」と「早く箸にしたい方(主に子供たち)」に分かれてきました。次は、サンドペーパーで表面を綺麗にします。とにかく箸を早く完成させたい子供たち。じっくりかんな&サンドペーパーで形にする大人たち。(このお箸で、ごはんを食べたときの口当たり・・・違いがでるんだろうなぁwww)バーニングペンで、名前や木の種類・模様を描いて、オイルを塗って仕上げ。世界で一つのオリジナル箸が完成しました。
■最後に
参加してくださった皆様のアンケートを一部ご紹介します。木の硬さや色を楽しんでくれたようです。そう、ドングリの木(クヌギ)は固いのです。
最後に、職員から「国内の木材供給量や自給率」をご紹介。輸入木材が拡大する影響もあり、国内の木材供給量は近年増えているものの、(輸入木材との)価格競争もあり、国内の木を上手に使えているとは言えない状況なのです。ドングリランドでは、「木や竹を増やす/育てる」と「木や竹を大切に使う」両方を体験できる場所を目指しています。皆様のご来園お待ちしています!!(あ、「親子で参加できる森林そうじ」も企画していきますね)来週末は、早明浦交流プロジェクトで高知県大川村に行ってきます!!
以上