苗木の周りを足でしっかり踏んで(5月15日ドングリランドの森づくり)


1月にドングリの大きな木を2本伐採し、4月にロープウィンチで木材を搬出したため、ドングリランドの森に跡地(空地?)が出来ています。そこで5月13日(土)の「ドングリランドの森づくり」では、苗木の植樹を実施。高松市の天気予報は午後から雨。さ、雨が降る前に植樹していこう!!

■コナラ班、クヌギ班、アベマキ班に分かれて作戦実行!



今回植樹する苗木は、コナラ/クヌギ/アベマキの3種類。そこで、参加者19名の皆さんは「コナラ班」「クヌギ班」「アベマキ班」に分かれて、手分けして植樹することに。現場に到着したら、ヘルメットを被って、道具や苗木を手分けして運びます。山の斜面は木の根や切株、葉っぱが一杯。滑らないように慎重に!!
※苗木の一部は、高松市内の株式会社コヤマ・システム様より寄付いただきました。今回の森づくりにも参加いただきました。ありがとうございました。

■苗木の周りを足でしっかり踏んで



まずはスタッフが植樹のお手本。山グワで穴を掘って、苗木をいれて、土を戻し入れます。安定し雨風で倒れないよう、苗木の周りは足でシッカリ踏み固めます。竹の杭を立てて、苗木と紐で結び、乾燥を防ぐために、落葉を根本に被せれば完了。山の斜面には、2メートル間隔で竹の杭がズラリ(その数40本!!)。さぁ、植樹スタート!



足元の悪い斜面で山グワを使うのは中々の重労働。しかし掘ってみると、以外に柔らかい地面。土の中から出てくる虫やミミズの魅力をグッと我慢して、穴を掘ります。苗木は根が土と固まっているのでほぐしてから穴に入れていきます。土を被せたら苗木の周りを足でグイグイ。竹の杭に苗木を結んでようやく完成。(やり切った笑顔が眩しい!!けど、まだ1本目やで)雨の気配がし始めたところで、40本の植樹が完了しました。

■今回は「植える」次は「育てる」

参加者からはこんな声が。



竹の杭を打ち込むのも、苗木の根をほぐすのも楽しんでいただけました。今回は「植える」をしましたが、今後は下草刈りや間引きなど、「育てる」段階です。参加者の皆様にも協力いただき、手入れしていきましょう。また、今回の植樹は木の搬出時期と調整したため5月に植樹しましたが、本来は植物が発芽し、根を伸ばす3~4月の前にするのがよいそうです。来年は、肌寒い時期に植樹をするかもしれません。(皆さん、気持ちの準備をお願いします!!)
次回の「ドングリランドの森づくり」は、6月10日(土)。竹林整備と、5月6日に塩漬けにした「穂先タケノコの引き上げ」を実施する予定です。申込残は残り僅かとなっているため、参加希望の方はドングリランドまでお早めにご連絡ください。
以上