ドングリランドの「落ち葉かき」は一味違う(4月2日クリーン作戦)
令和5年度1回目は、「第24回クリーン作戦」。20名の方がドングリランド内をこの1年気持ちよく、楽しく使えるよう「ゴミ拾い」「落ち葉かき」を実施しました。
■不法投棄のゴミ拾い
写真:昔のクリーン作戦の模様を紹介
かつてのドングリランドは、不法投棄が問題となっており、大きなゴミ(オートバイやボートが見つかったことも!!)が沢山ありました。そこで1999年から始まったクリーン作戦。今年で24回目となりました。
そこで、今年も「ゴミ拾い班」を結成してゴミ拾いを実施。県道や遊歩道からの「ポイ捨てゴミ」を捜索しました。遊歩道のゴミ拾いから始まり、その後は「森の中」や「沢沿い」へ。昔のようなバイクやボートはありませんでしたが、「長靴」「タイヤのホイールカバー」「ヤカン」「ガラス瓶」「空き缶」などを拾うことができました。
■ドングリランドの「落ち葉かき」は一味違う
平行して、「落ち葉かき班」の皆さんが落ち葉かきを実施。遊歩道の山側にある「側溝」が落ち葉で埋まっています。このままだと、台風や大雨の際に道路が川になってしまいます。そこで、スコップやジョレンを使って落ち葉をかきだしていきます。ブルーシートは、あっという間に落ち葉の山。ブルーシートを引っ張っていき、落ち葉は谷側の森へ。そうです、ドングリランドの落ち葉かきは「焚火で燃やす」のではなく、「森へ還す(かえす)」のです。
途中、休憩以外にも、昆虫観察や植物観察の楽しい中断も入りながら、あっという間にタイムアップ。午前中のクリーン作戦はあっという間に終了しました。落ち葉は山へ還すことで、段々細かくなり、腐りながら土になっていきます。また、ミミズが食べてフンに変えることで、栄養素(窒素、リン)も混ざっていきます。この土が、ドングリランドの森を元気にしてくれるのです。「落ち葉かき」が出来た側溝は、ドングリランド内のごく一部。大半の側溝の落ち葉かきは、ボランティアの方が定期的に実施してくださっています。ドングリランドの安全は、ボランティアの皆さんの支えで成り立っているのです。いつもありがとうございます。
次回は、4月15日(土)「大地の再生(9時半~16時)」です。月1回のペースで、ドングリランドのフィールドを使って、森林の環境改善について実践形式で学んでいきます。職員も参加して学びます。ご興味のある方は、ご連絡ください!!
以上