大川村「交流の森」へ

桜咲く暖かい春休み。3月29日、高知県大川村の「交流の森」に行ってきました。なぜ、どんぐりネットワークの職員が大川村へ?という方は、ぜひ読んでみてください。

■大川村とのご縁



写真:当時の「交流プロジェクト」の様子

1994年日本各地で渇水が発生し、四国の水がめである早明浦ダムも渇水状態になりました。そこで、どんぐりネットワークと大川村が「交流の森づくり協定書(通称:早明浦交流プロジェクト)」をかわし、水源の森づくりが開始されました。新型コロナウイルスが流行するまでは、毎年1泊2日で大川村に行き、「(交流の森での)森づくり」をしてきました。その際には、「沢遊び」「コンニャク作り」「バーベキュー」「早明浦ダム見学」など、大川村の皆さんに沢山楽しませてもらってきたのです。

■大川村へ!



新型コロナウイルスが発生後、大川村ツアーは中止になっています。そこで、数年ぶりに職員が大川村にいくことに。「大豊IC」で高速道路をおり、途中、早明浦ダムを見ながら下道を40キロ。高松から車で2時間かけて、ようやく大川村に到着しました。まずは、お世話になっている「白滝の里」職員の方にご挨拶。

■「交流の森」へ



早速、交流の森へ。「白滝の里」から徒歩で20分。クルっと回ったヒノキが見えてきました。これが通称「ピーの木」。なんでこんな形になったのか、不思議ですね。ピーの木近くの小屋「ピーの木小屋」の清掃からスタート!!(詳しくは省略しますが、「ため糞」が凄い事になっていました。。。)



いよいよ「交流の森」へ移動。この白いパイプの中で、ドングリの苗木が育っています。実は、高知県の森には鹿がいて、若いドングリの苗を食べてしまうため、折角植樹しても中々育ちません。そこで、植樹の際に白いパイプをかぶせ、苗木を守っているのです。苗木が無事なことを確認し、本日の大川村ツアーは終了しました。

四国の水源となっている早明浦ダム、早明浦ダム近くの森は、香川に住む私達にとっても、大事な森です。大川村との交流を大事にしたいですね。
以上