みんなで山へ芝刈りへ(2月26日(日)ほっこり森さんぽ)
フロントガラスに霜が降りる、寒い季節。2月の「季節の森さんぽ」は、「ほっこり森さんぽ」と称して、焚火遊びをすることに。今日のテーマは「焚き付けの材料を自分で取ってこよう!」です。今日の参加者は、1才~66才の5グループ14名。上手に焚火できたでしょうか!?
■山へ芝刈りへ
ドングリランドで用意したのは、「七輪」「薪」「マッチ(2本)」のみ。まずは、軍手を付けてバケツを持って、全員1列で森の中へ。昔話のおじいさんの気持ちになって、芝刈りへ出発!!ドングリランドのイベントに参加したことがある親子がほとんどでしたが、「焚火(焚き付け)を目的にした森歩き」は、普段と違うようで親子の会話も弾みます。
写真:全員で拾った焚き付け材料を確認
さぁ、火を起こせるモノは拾ってこれたかな?バケツの中身を全員で確認。スギの枯葉、枯枝、ヒノキの皮、ドングリ、ノグルミ。。。葉っぱも、枝も、形や匂いが違うようです。ツバキの花やスギの青い葉も落ちていました。職員が見つけた「シュロの皮」を見て、「おぉ」と大歓声。さあ、ビジターセンターに戻って、焚き付けやってみよう!!
■焚き付け
写真:お父さんの活躍で焚き付けに大成功!
何を入れるか?どのくらい入れるか?どの順番で入れるか?七輪の中に、火の付きそうなものを思い思いにセットしていきます。いつの間にか、七輪の中はぎゅうぎゅうに。見かねた職員が「空気の通り道も必要ですよ!!」とアドバイス。「1,2の3!!」でマッチを付けると、半分のグループは焚き付けに成功。半分のグループは。。。
■熾火(おきび)にできたら「竹パン」
焚火が落ち着いて、熾火(おきび)になってきたところで、お楽しみの食体験。今回は、竹にパン生地を巻き付けた「竹パン」と温かい飲み物を用意。遠火でじっくり温めて、ふっくら、焼き色を付けていきます。火に近過ぎると、あっという間に、煤(すす)だらけで真っ黒に。美味しく食べるには根気も必要です。
参加者のアンケートでは、焚火が楽しかったという声に加え、こんな声も。
取ってきた材料や、七輪に入れた順番によっては、「焚き付け」に失敗した方もいましたが、それも楽しい経験。昔の「里山のある生活」は、山の幸を食べ、薪でご飯を炊き、お風呂を沸かしていました。ドングリランドは、皆さんと一緒に森を増やす(維持する)活動と共に、「木や竹を楽しく使う」を体験できる森林公園を目指していきます。来月の「季節の森さんぽ」は、「モルック森さんぽ」を3月19日(日)10時~12時で開催します。森さんぽの後に、最近話題のモルックで遊びます。定員に少し余裕があります。ご興味のあるある方は、ドングリランドにお問合せください!!
以上