「どんぐり銀行OP行事」実施しました


朝晩の気温が下がり、秋の気配が近づいてきました。10月2日に、「どんぐり銀行OP行事」を開催しました。今回は、18人の方に参加いただきました。

■森歩き



まずは、スタッフと一緒に森歩きからスタート。「クヌギ」「アベマキ」「コナラ」などなど、ドングリの木を探しながら歩いていきます。他にも、檜(ヒノキ)やコブシの木、さらにヌタ場(イノシシが泥浴びをする場)など、色々な里山を見ることができました。



見つけたドングリはバケツへ♪今年は、ドングリの成熟が遅いのか(イノシシが先に食べてしまったのか)、拾えるドングリは少なめです。

■竹ポット作り



次は、ドングリを植える「竹ポット」作り。太い竹をノコギリでギコギコ。お父さん・お母さんと交代で切っていきます。中には、お子様に最後まで切らせる逞(たく)ましいお母さんも。



スタッフにドリルで穴を開けてもらったら、土を入れて最後にドングリを植えます。2~3年は、「ドングリの盆栽」を楽しむことができるので、大事に持って帰ってください!

■ドングリころころ大会



最後は、広場に設置したレース会場に移動。よりすぐりのドングリを使って、全長10メートルのコースを転がし、「転がった距離」で1~3等賞を決めます。勝負は1人=1回!!横に飛び出してしまうドングリや、左右の壁にぶつかってしまうドングリもいる中、全長10メートルをほぼ走破したドングリが1等賞になりました。(ドングリってめちゃ転がるんやなぁ)



1等賞から順番に、スタッフ手作りの木や竹を使ったオモチャを選んでいきます。2等賞、3等賞にはお母さん・お父さんも入り、年齢や性別を問わず、平等で楽しいレースになりました。

■最後に

OP行事が終わった後は、どんぐり銀行に預け入れ。皆様が預け入れしてくれたドングリは、緑化事業に大切に使わせていただきます!!
また、OP行事に参加した方からは、「いつもあまり人の話を聞かない子供が、ちゃんと話を聞いていた」という声も。ドングリは、コロコロ転がっていき、転がった先で根を張り、芽が出ることで森として広がっていきます。竹ポットを家で見ながら、ご家族で「森」や「自然」について話をしてみてください!!