「森のあれこれ塾~刈払機講習会」実施しました
7月18日に開催した「森のあれこれ塾~刈払機講習会」についてレポートします。草刈りに使う刈払機を実際に使うため、18歳以上の大人の皆様が対象。8名の方が参加くださいました。
【前半】座学
屋内で動画を見ながら、刈払機の基本的な使い方を学びます。途中で動画を止めて、講師が「足の運び方」や「キックバック」について解説します。エンジンの付いた刃物が装着された機器は、使い方によっては自分だけでなく、他人にケガをさせてしまうリスクもあるため、注意が必要ですね。
【後半①】実習
休憩の後は実習です。屋外に移動し、刃の取り付け、エンジン始動についてスタッフの実演を見ます。
「なぜ(ポンプを)押す必要があるの?」
「(チョークレバーは)いつオフにすればいいの?」
色々な質問が飛び出し、スタッフが一つ一つ答えていきます。(ネットでは、細かいなぜ?なぜ?は解説されてないことが多いですよね)
そして、ゴーグル、ヘルメット、肩掛けバンドを装着して、いよいよ実習です。「ほぼ初めての方」の班が1つ、「使ったことがある方」の班が2つに分かれて、自分自身で「刃の取り付け」「エンジン始動」をしていきます。エンジンの暖気運転が終わったら、いよいよ草刈りスタートです!
班毎に場所を決め、1人ずつ順番に草刈りをしてきます。動画で見たイメージ通りにはなかなか出来ません。それでも、「実際に刈払機を動かして」「別の方が刈払機を動かすのを見て」「スタッフのアドバイスを聞いて」を繰り返すと、最初は「虎刈り」だったのが、段々キレイに刈れるようになっていきます。※虎刈りになった箇所は、スタッフが、午後、キレイに草刈りしました。
【後半②】メンテナンス
エアフィルタ部分の確認、先端部分のグリースアップ、刃の目立てについてスタッフが実演しながら説明します。今回の講習会は、刈払機を持参した参加者もいて、メンテナンス方法について、知りたい方が多く、刈払機講習会が終了した午後、延長戦が行われ、数名がメンテナンスを練習されました。
【最後に】
今回は刈払機を使うため、18歳以上を対象として実施しました。森林を維持するためには、様々な工具を使います。現在は、便利な動画が沢山ありますが、「初めて使う人」「たまに使う人」を対象とした「実習」を行う講習会をドングリランドでは大切にしていきます。半年後には「チェンソー講習」も開催予定です。お楽しみに!