「マイ箸+箸入れ作り」実施しました
7月16日に開催した「大人の竹細工教室~マイ箸+箸入れ作り」についてレポートします。小刀を使うため、18歳以上の大人の皆様が対象。9名の方が参加されました。
【手順説明と材料選び】
はじめに、材料を見ながら「竹の種類」や「手順」について説明を聞きます。材料の時点で素敵な「箸」と「箸入れ」なのですが、今回は、普段使いできる素敵な「箸+箸入れ」を作るため、表面の皮を小刀で削っていきます。(まだまだこの時点では、完成!じゃないのです♪)
次にくじ引きを行い、一人ずつ、材料を選んでいきます。竹=自然の素材なので、色も模様も、1本1本表情が違います。皆さんじ~~~っくり、慎重に選ぶことができました。それでは、マイ箸+箸入れ作りスタートです!!
【マイ箸+箸入れ作り】
屋外に移動し、講師による「小刀の使い方」デモンストレーションを見たら、いよいよ小刀片手に竹と向かい合います。まず、箸入れの「表面の皮部分」を削っていきます。手元にはクルクルとカールした「削り節」が次々と。。。。とはいかないので、少しずつ削っていきます。でも、皆さん笑顔で楽しそう!小刀を使ったことがある方/ほぼ初めての方、表面の凸凹をキレイにしたい方/生かしたい方、細い箸/短い箸にしたい方。皆さん、好みもこだわりも違いますね。少しずつオリジナルの箸+箸入れになってきました。
1時間が経過するころには、ほぼ完成形になる方も。ここでバーニングペンが登場!「イニシャル」や「名前」を入れたり、模様や昆虫を描いたり。。。でも、1発勝負でやりなおしが効かないのがバーニングペンの面白いところですね。
【仕上げ】
室内に戻って箸入れに紐を通し、表面にオイル(食用オリーブオイル)を塗っていきます。色に深みが出ていい感じです。この状態で乾かすと、汚れにくく・傷つきにくくなるそうです。終了後も、参加者の皆様と講師との楽しい「竹」談義は続くのでした。
【最後に】
今回の「箸+箸入れ作り」は、小刀を使うため18歳以上を対象として実施しました。ドングリランドは、「森づくり」や「クラフト体験」を実施しており、必要に応じてノコギリ、キリ、カッター等を使います。一方で、(新人職員である私も含め)子供に教えてあげる立場である「大人」も道具の使い方を知らない/幼少期に使わなかった方が多いのが現実です。だからこそ、今後も、ドングリランドを通して、道具の正しい使い方を参加者だけでなく私自身も学び、お互いに「危険」や「安全」について声掛けできるような社会になればいいなぁと考えています。
以上