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2月～4月上旬ごろのドングリランドの池では、アカガエルたちの産卵のシーズンです。アカガエルにはニホンアカガエルとヤマアカガエルの二種類がおり、ドングリランドにも両方のアカガエルが棲んでいます。
では下の二枚の写真、どちらの卵か分かりますか？

さて、おそらくですが上の写真はニホンアカガエルの卵で、下の写真はヤマアカガエルの卵です。
モニタリングサイト1000里地調査のカエル類調査マニュアルによると、
・ニホンアカガエルの卵は、周りにあるゼリー質がしっかりしており、球形もしくは紡錘形（円柱の両端がとがった形）
・ヤマアカガエルの卵は、周りのゼリー質がゆるく、境界がはっきりとしない
という特徴があります。
写真だと分かりづらいかも知れませんが、手ですくうとニホンアカガエルの卵はまとまってすくえるのに対して、ヤマアカガエルの卵は横に広がって手の隙間から流れてしまいます。
今の時期は森の水場のある所ではこうした産卵がおこなわれていますので、皆さんもちょっと覗いてみてくださいね。