里山保全実践講座を開催しました(第8回)
11月24日(日)に、第8回里山保全実践講座を開催しました。
里山保全実践講座では、大内正伸氏を講師に招いてドングリランドの森林整備を行っています。今回は、炭焼き小屋周辺の整備と奥歩道の沢掃除をしました。
炭焼き小屋周辺の整備(午前の活動)
第1回からビジターセンター周辺の整備を行っていきました。今回は炭焼き小屋の周辺での活動。周りの植物に覆いかぶさっている大きなナンキンハゼの剪定やネムノキの枯枝の除去を行いました。また、ササに覆われた炭焼き小屋前の法面に“風の道”を作り、風と光が入るように整備しました。整備前は日陰になっていた炭焼き小屋が、光が差し込んで明るくなりました!
お待ちかね!今日のお昼ご飯!
本講座の楽しみでもあるお昼ご飯シリーズ第8弾は、パスタ。もちろん、ソースは大内氏特製のミートソースとタラコソース。パスタを多めに湯がいてしまいましたが、とても美味しくて、皆さんぺろりと完食しました。
奥歩道の沢整備(午後の活動)
午後の活動は、前回に引き続き奥歩道の沢の整備を行いました。第4回からコツコツと沢の整備を続けた結果、少しずつ変化が見られました。整備当初は水が流れる道もなく、沢の奥は草木が鬱蒼としていました。それが少しずつ手を加えることで、水が流れているのが確認できたり、見晴らしがよくなり風を感じることが出来ました。
そして、新しい発見もありました。それは、石積みの跡です!沢の奥には大きな石がゴロゴロとたくさん落ちています。その理由が解明できました。かつて石積みに使われていたと思われる石が周囲にたくさんあるので、大内氏の石積みミニワークショップが始まりました。ただ石を積み上げるのではなく、ひとつひとつの石の形やバランスを考えて積み上げていきます。頭も体も使った石積みを見るとやはり達成感があります。
今回の石積みの発見を通して、改めてここドングリランドが、かつては里山として人間が生活していたんだなと実感できました。
次回の里山保全実践講座は、12月21日(土)です。
お昼ご飯はおでんの予定です!
自然の中で身体を動かしたい方、森づくりや自然について興味ある方はぜひご参加を!!