どんぐり銀行スタート!!
10月第一日曜である10月6日より、どんぐり銀行がスタートしました!
どんぐり銀行の支店の1つであるドングリランドビジターセンターでは、開始日から多くの方がドングリの預入やどんぐり拾いでやってきました。また、どんぐり銀行を盛り上げるべく当園で「どんぐり銀行オープン行事」を開催しました。
どんぐり銀行とは?
香川県発祥のどんぐり銀行はドングリが通貨の銀行。ドングリを預け入れすると、通帳に「単位=D(ドングリ)」を貯めることができます。秋の「ドングリを拾える時期(10月第1日曜~12月第1金曜)」になると、香川県内各地にドングリ銀行がオープンします。通帳に貯めたDは、「苗木」や「木のオモチャ」「シール」など、色々なグッズと交換できます。また、預け入れたドングリは、採石場跡の緑化など、ドングリの木を増やすために利用しています。
「どんぐり銀行オープン行事」
どんぐり銀行オープン行事の前半は、森あるきとドングリ探しゲーム。
森あるきでは、ドングリとドングリカーのデコレーション用の材料さがしをしました。
園内はナラ枯れで立ち入り禁止区域が広く、限られた場所でしか森歩きができませんでしたが、職員のドングリ小話やドングリ以外の木の実や葉に興味津々で楽しく森歩きができました。
例えば、枝ごと落ちているまだ青いドングリ。枝の断面を見ると折れた様子ではなく、ハサミで切ったように綺麗な断面。これは、ドングリに卵を産んだお母さん虫が枝をかみ切って、ふ化した幼虫がさなぎになるために土の中に行けるようにするためです。
森あるきの後は栗の木広場で、ドングリ探しゲーム。このゲームは、アカネズミチーム(ドングリを隠すチーム)とイノシシチーム(ドングリを探すチーム)に分かれます。30個のドングリを決められた範囲内で、アカネズミチームが榾木の下や草むらの陰に隠して、それをイノシシチームが探すというゲームです。保護者の方も混ざってみんなでゲームに参加!結果はアカネズミチームの勝利!!
最後はみんなで残ったドングリ探し。しかし、隠したアカネズミチームも夢中で隠していたので、どこに隠したが分からず、何個か見つかりませんでした。。。
アカネズミチームにもイノシシチームにも見つからなかったドングリは、根っこを張って大きなドングリの木に成長します。
どんぐり銀行オープン行事の前半は、ドングリカーづくり。皆さん組み立てたドングリカーに、森あるきで拾った葉や木の実などを使って、自分オリジナルのドングリカーを作りました。お父さんお母さんも本気でデコレーション!完成したドングリカーはどれももおしゃれでかっこいい!最後は、レース場で作ったドングリカーを走らせました。遠くまで走りそうなドングリカーがあまり走らなかったり、曲がったりと意外とまっすく遠くに走らせるのはとても難しいですね。