みどりの学校「森と水のつながり体験講座」を開催しました!


7月27日(土)に、みどりの学校「森と水のつながり体験講座」を開催しました。今回のイベントでは、香川大学名誉教授の増田拓朗先生を講師にお招きして、森と水のつながりについてのお話しやライシメーターの実験、森歩きなどを行いました。

座学とライシメータ実験

野外での活動の前に、増田拓朗先生から森と水の関係性や香川県の森林についてお話していただきました。また、園内でも確認しているナラ枯れについても触れて、森の重要性や問題について学びました。
ビジターセンターでお話を聞いた後は、ライシメーターを使った実験です。裸地、草地、森林を模したものに水を流して、それぞれ水がどのように流れるか、流れ出てくるのにどのくらいかかるか、流れた水の色は何色かを調べました。

森あるき

森歩きでは、園内を歩きながら、アベマキとコナラの葉の違いやスギとヒノキの葉の違いを実際に葉を手に取って見比べたり、断層から水が染み出ているところを観察したりしました。また、ナラ枯れの被害を受けている木の観察も行い、ドングリの木がどのようにナラ枯れになっていくのか学びました。

森林での実験

森歩きの最後に、園内の森林で水の浸透性実験をしました。内容はライシメーター実験と同じで、森林の一角を使って、水がどのように浸透するか調べました。また、隣の遊歩道も使って、何も生えていない地面はどうなるか?も調べてみました。