早明浦交流プロジェクト2024開催しました!


7月20日(土)~7月21日(日)の1泊2日で、早明浦交流プロジェクト2024交流の森づくりツアーを開催しました。
このプロジェクトは、平成6年に起きた過去最大級の渇水で香川県が深刻な水不足に陥った際、
水の大切さを痛感し、香川用水の水源地となっている高知県早明浦ダム上流の大川村と香川県民の交流を図るとともに自分たちの手で森を育てるために始まりました。
今回は、参加者30名とスタッフ10名で交流の森づくりツアーを実施しました。

1日目

中央公園からスタートし、高知県へと向かいました。まず最初に、早明浦ダムの見学を行いました。早明浦ダム・高知分水管理所の職員より、早明浦ダムについてのお話と、早明浦ダムのガイドをしていただきました。現在、早明浦ダムは工事中のため、見学できる場所は限られていましたが、普段見られない工事風景を見学することができました。



早明浦ダムの見学後は、宿泊施設である「自然大国 白滝の里」でオリエンテーションを行い、各グループに分かれて体験行事を実施しました。今回は、【フォトラリー】と【渓流遊び】のグループに分かれて、それぞれゆったりと自然を楽しみました。



夕食は「里の茶屋」にてBBQをしました。大川村産の大川黒牛の肉を用意していた抱き、参加者、スタッフともに大満足の夕食でした。夕食後は、白滝の里にて交流行事【大川村の歴史聴講】と【クラフト体験】を実施しました。午前の早明浦ダムの見学を踏まえて、より深く早明浦ダムと大川村の関係性や歴史について学びました。クラフト体験では、希望者の方のみで実施し、さまざまな木の実や木の枝など自然のものを使って、参加者さんオリジナルの作品を作りました。

2日目

2日目の午前の活動は、2日目のメインイベント【森づくり作業】です。森づくり作業では大川村森林組合のご協力をいただいて、交流の森にて下草刈りを行いました。「里の茶屋」を出発し、かつて鉱山のトロッコ路だった遊歩道を歩いて交流の森へ。現地へ到着してからは、大川村森林組合の方より下草刈りの方法や注意事項を説明していただいた後、いざ下草刈りへ。
大人は長鎌を使って、こどもは手鎌を使って、周囲に気を付けながら草を刈っていきました。参加者皆さんのおかげで下草刈りがスムーズに進み、きれいになりました。


森づくり作業の後は、食堂にてカレーライスを食べました。暑い時期に熱いカレーライスですが、カレーライスが美味しくてお代わりする方も。
お腹を満たした後は、いよいよ帰る準備へ。2日間お世話になった白滝の里の職員皆さんにお礼のあいさつをして、白滝の里をあとに。大川村を離れる前に、村のえき「結いの里」に立ち寄りました。ここでは、【フォトラリー】の記念品の受け取りと大川村でしか購入できない大川村の特産品や工芸品が販売されています。【フォトラリー】に参加された方はここで、ガチャガチャでオリジナルグッズをゲットしました。何が当たるかは知りたい方は、ぜひ大川村へお越しください!

1泊2日の交流の森づくりツアー、早明浦ダムと大川村に実際に足を運んで、私たちに必要不可欠な水の大切さ、そして自然に触れ合って感じた森の重要性について、楽しみながら学んでいただくのが今回のツアーの目的でした。参加してくださった方にとって、良い夏の思い出なれば、スタッフ一同嬉しく思います。
今回のツアーにご協力いただいた、早明浦ダム・高知分水管理所の皆さん、白滝の里の皆さんや大川村森林組合さんをはじめとする大川村の皆さん、2日間運転してくださった四国中央観光の運転士さん、とても有意義なツアーにしていただきありがとうございました。