アブラゼミとクマゼミの抜け殻を見分けるには?

7月15日(月祝)、「セミの抜け殻しらべ」を開催しました。当日は、あいにくの雨模様でしたが、21名の親子がセミの抜け殻マスターを目指し参加されました。



今年のアメリカはセミだらけ!?

講師は、昨年ムシムシ探検隊の講師を務めてくださった濱口先生。「アメリカでは、今年、13年周期と17年周期のセミの大量発生が重なります。さてさて、何匹だと思う?」子供達に問いかけます。百匹?千匹?1万匹?子供達の顔には???が並びします。正解は・・・



なんと1兆匹!!!先生の楽しいセミのお話は尽きません。こうして参加者の皆様は、セミの抜け殻ワールドに足を踏み入れるのでした。。。

アブラゼミとクマゼミの抜け殻を見分けるには?

ドングリランドで見ることができるセミは6種類。それぞれセミの特徴を一つ一つ確認していきましょう。「クマゼミは、色が黒っぽくて大きい。公園や町中にいます。朝に鳴きます。抜け殻はシマシマで、ずんぐりしています。」種類によって、大きさや形だけでなく。さまざまな違いがあるようです。



つづいて、アブラゼミとクマゼミの抜け殻を手に取り、じっくり観察する子供たち。「色がぜんぜん違うね」「シマシマが違うね」。セミの抜け殻をじっくり調べれば、種類もオスメスも見分けることができるようですよ。そうこうしていると、空が明るくなってきたようです。

いざ、フィールドへ!!

雨がやんだところで、いよいよ、セミの抜け殻を探しに、フィールドへ出発!!!!!



帰ってきた子供たちは少しガッカリのようす。どうやら、ニイニイゼミの抜け殻が2つしか、見つからなかったようです。しかし、森の中でたくさんの生き物を観察できたようです。

最後に

参加者のアンケートをご紹介します。皆さま、すっかりセミの抜け殻の沼にはまったようですね。



またドングリランドでは、昨年に続き、今年も「セミの抜け殻しらべ2024」を行います。昨年はクマゼミ:0個、アブラゼミ:73個、ミンミンゼミ:12個、ツクツクボウシ:12個、ヒグラシ:4個、ニイニイゼミ:5個でした。今年はどの種類が何個みつかるでしょうか?皆さまもご協力お願いします。



森林公園ドングリランドでは、動植物観察や里山保全など、自然体験イベントを開催しています。7~8月の夏休みイベント、秋の遠足やどんぐり銀行と続きます。梅雨明けが近づいています。ご来園の皆様は、暑さ対策を万全でお越しください。
以上