みどりの学校「救急法講習会」を開催しました

6月28日(土)に「みどりの学校 救急法講習会」を開催しました。前年度と同様、日本赤十字社香川県支部より講師をお招きして、野外で起きやすい事故に対する応急処置や搬送方法を学びました。

心肺蘇生


意識のない傷病者に対する処置である胸骨圧迫とAEDの使い方について学びました。講師の方が対応の仕方を披露し、それを見本に各自参加者さんが人形を使って実践しました。子どもたちも講師や他の参加者さんにサポートされながら心肺蘇生を実践しました。
大人用の人形と子ども用の人形を使い分けて、大人と子どもの対応の違いを学びました。救急法の世界では小学生から大人用の対応をすることや、もし年齢に判断付かない場合は大人用の対応をするなど、心肺蘇生する際の知識も教えていただきました。

応急処置


今回、応急処置についてはカットバン(絆創膏)の使い方や骨折した際の処置方法を学びました。カットバンをそのまま貼るのではなく、貼る場所に応じてハサミでカットすることを教えていただき、いくつかのカット方法を学んで、実際に参加者さん同士で貼っていきました。
骨折した際の処置については、木の枝や新聞紙を使った固定方法や三角巾やテープを使ったつるし方を学びました。

搬送方法


今回は、2人で手を組んで運ぶ搬送方法・担架を使った搬送方法を学びました。
意識のある傷病者の周りに自分以外の人がいる際、2人で手を組んで、傷病者のお尻から持ち上げる方法を講師に実演してもらいました。
また、担架を使った搬送方法については、ただ運ぶのではなく、傷病者を担架に固定する仕方や運ぶ時の注意点を教えていただきました。